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診療案内

赤ら顔・毛細血管拡張

毛細血管は通常皮膚の表面には見えません。ところが何らかの原因により毛細血管が拡張し、

皮膚表面に近い組織中に血液が滞り赤く見えることがあります。
血管拡張の原因は大きく分けて①血管周囲の神経によるもの ②血管そのものの異常によるもの

があります。
神経が原因のものは、寒暖の差で赤くなる、緊張で顔が赤くなる、などがあります。これらは

自律神経が過敏に反応することにより起こる現象であり、皮膚科的な治療は困難です。
血管そのものの異常によるものは、拡張した状態が元に戻らなくなります。時に隆起することも

あります。
毛細血管拡張には、一本一本の血管が確認できない淡い発赤があるタイプや、赤色や青色の細い

血管が線状やクモ状にあるタイプや、わずかに隆起した小さい紅色丘疹状のタイプのものなど、

様々なものがあります。
赤ら顔と思っていても、脂漏性皮膚炎やほてり感がある酒さの場合もあります。
状態により治療法が異なりますので、自己判断せずにまずは皮膚科にご相談ください。

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